通信制課程とは

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 通信制課程とは

単位制とは?

 本校は定時制・通信制ともに「単位制」というシステムを取り入れています。「単位制」とは、従来の「学年制」と違って、学年や進級という考え方がありません。生徒一人一人が自分で学習したい科目を選択し、各自で時間割を作成して、修得単位を積み重ねていくしくみです。したがって、受講科目や受講単位、登校日や登下校する時間も人によってまちまちなのです。当然、同じクラスの同じ顔ぶれで授業を受けるといったことがありません(定時制では、入学年度や学科・部ごとのクラス、通信制では入学年度と居住地域でのクラスがあります)。LHRなどの特別活動以外に、クラスメートや担任の先生に会うことはほとんどありません。また、「高認」での修得単位や前籍校での修得単位も既得単位として生かすことができるのも単位制の大きな特長です。それ以外は、ほとんど変わりなく、部活動や生徒会活動、学校行事なども活発に行われています。以上のように、単位制とは、非常に自由で柔軟な学校システムなのですが、何事も自分で決めて自分で実行していかなければならないので、「自己管理」を厳しくしていかないと、自由な生活の中で目的を見失い、怠惰に流されてしまいかねません。ある意味では普通の高校よりもシビアな面があるといえます。しかし、通算3年(36ヶ月)以上在籍して74単位以上の単位を修得すれば卒業することができます。

 

通信課程とは?

 高校には全日制、定時制、通信制の3課程があり、平成30年度の学校基本調査によると、全国で186,580人(高校生の5.4%)が通信制課程の高校に在学しています。

 「通信制課程」は毎日の通学が困難な働く青少年のために昭和23年に設置されました。本校の通信制課程は昭和23年に福岡県立修猷館高校に設置されて以来70年間、福岡県唯一の公立の通信制高校として、多くの卒業生を輩出してきました。

  平成9年に本校の開校と同時に修猷館高校から移設されました。平成2年度から、それまで4年間と定められていた修業年限が「3年以上」に改正されました。これにより、3年間での卒業が可能となりましたが、3年間で4年分の学習をこなすのは非常にハードです。実際、通信制に入学した人のうち、卒業できるのは、本校の場合、3人に1人くらいです。独学に近い学習や仕事との両立の難しさから、残念ながら途中で断念してしまう人も多いのです。その一方で、4年以上かけてマイペースで学習を進めている人も大勢います。一番辛いのは「孤独」との戦いでしょう。たった一人で学習していかなければならないのです。誰も後押ししてくれる人はいません。すべては自分自身の力で乗り越えていかなければならないのです。

 

学習方法

 通信制では、レポート、スクーリング(面接指導)、テストの3本柱で単位を修得していきます。

 

レポート

 通信制での学習の中心はレポートです。科目ごとにそれぞれ決められた枚数のレポートを提出しなければなりません。そのための学習は、基本的には自学自習です。毎日、自宅で教科書や学習書を読みながらレポート作成に取り組みます。レポートは、一通につき、A3判1枚分の設問に答える形式ですが、記述式の問題、特に自分自身でじっくりと考えるべき問題が多いのが特徴です。レポートは学校に郵便で送ります。それを教科担当の先生が添削し、しばらくたってから送り返します。再び手元に帰ってくるまでに1ヶ月位かかります。出来の悪いレポートはすぐに戻ってきて合格するまで「再提出」しなければなりません。

 

スクーリング

 スクーリングと呼ばれる面接指導(実際は授業形態)が、土曜日と日曜日に行われています。年間では18回になります。授業は45分が6時限、(2回に1回は90分4時限)で行われ、自分の選択している科目の授業に出席します。すべての授業に出席する必要はありません。各科目ごとに定められた標準出席時間(1~8時間)に出席すれば良いのです。その他に、7月と12月に行われる特別スクーリングもあります。スクーリングの内容は、レポートの解説が中心ですが、実験や実技・実習を行う教科・科目もあります。

 

テスト

 テストは前期・後期の年2回です。2週間にわたって土曜日と日曜日に行われます。試験時間が重なる科目は、事前に申請すれば、特別時間で受けることもできます。2回とも受験し、ある程度の点数をとっておく必要があります。

 以上の3つの条件を満たすことによって、単位修得が認められます。


 


 


 


 


 


 

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